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2015年3月22日
午後少し遅めではあったが昨年末訪れた「相栗峠」を再びのぞこうかな、ついでに縦走路の先にあるという「鷹山」というのが気になってもいたので軽い気持ちで車を走らせたわけ。
相栗峠付近の標高は600mほどだろうか、県道からさらに細い市道に入ると九十九折の連続、対向車は一台もなしという、超ローカルな道路、それでもアスファルト舗装はしっかとしてあるのだから、恐れ入りましたね。よ~く見ると谷間には民家がポツリポツリと点在しているのがみえる、な~るほど。こういうことなんだ~と妙に納得。
相栗峠から鷹山公園の駐車場まで距離は数キロ、標高差は二百mぐらいはあろうか。広場の駐車場に到着と同時に初老の夫婦連れが山頂(大滝山)を会釈をして駆け上がった。アレッ、鷹山は一体どこなんだ~。県立公園であることを示す標識が不案内なんだと直観した。大滝山頂まで2300mの山道、むろん地道の坂路だ。鷹山というのはこの駐車場をしめしている。折角なので大滝山を目指すことにしたが、案外と急傾斜(自分にとっては)で、トレッキングステッキ、要するに杖を両手にして何とか山頂まで数百まで来たところで、ここでいいかと、汗をかくわけでもなく、ただ、両足の痺れが心配になり、丁度山道の脇に据えられた木製ベンチまでで折り返し。実は、大滝山には昨年の冬に車で山頂付近まで雪道をまんのう町から国道438号を抜け、来たことがあった。坂路を下るときに「足がわらう」と表現するが、まさしくガクガクと膝が震え、上りもきついが、下りも負けず劣らずそれなりによいしょがいるものだった。今回は尾根から遠望するには香川県側も徳島県側も「黄砂現象」により視界は十キロぐらいだろうか、それに西風が杉や桧、雑木林を揺らし、ザワザワと物悲しい風音を奏でて一人ポツネンと休憩するときに侘しさを増幅させてくれた?かもしれない。
鷹山公園
鷹山のロケーションは下左の辺り、相栗峠から数キロぐらいか。高松空港は一番上のピンが示している。
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大滝山県立自然公園案内標識
まだ春先なので雑草もなく、手入れは完璧、訪問者の少なさと維持管理費、財政難を度外視せんといかんかな?
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鷹山公園から大滝山方面坂路の途中にて冬枯れの雑木林ではあるが、風は程よく、間もなく芽吹くはず。

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鷹山から相栗峠への途中でナビに表示された高度は832m、やや正確さに欠けるけど。緯度経度はばっちりだ。