朝鮮労働党全国大会が2019年12月末から年を跨いで四日間ほど開催されたという。12月の声明では米朝会談が延び延びになっていることから期限を切っての協議の再開を促したものだったのだが、そのおまけに「ミサイルのクリスマスプレゼント」のことまで示唆したのだから、何かしらの行動があるものと思わされた。が、いつもの通りで汚い言葉による恫喝でしかなかった。あそこまで言いながらの全国集会、例年とは違い、その規模が全く異常なほど盛大、人数だけではあるが、それも四日間も掛けてであった。報道では金委員長は初日は本人そのものだった、しかし、その後はどうもその容姿が少し違うのではないか?健康不安でそれほど長期の会議集会を乗り越えることが出来なかったのではないか?と。
つまり、北朝鮮国内では何某かの緊迫した状況が起こっているのではなかろうか?1月4日にイラクで殺害されたイラン革命防衛隊の隊長、米軍の綿密なミサイル(ドローン)によりピンポイント的に実行されたと言われている。いわゆる斬首計画が実行されたということであろう。この殺害が金委員長に与えた心的な影響は計り知れないのではなかろうか。新年の国内的な声明も異例にも発せられることがなかったし、全国大会終了後には金委員長、一切その動静を知ることが出来ないのである。まだ他にも異例な出来事があった。正恩委員長の叔父駐チェコ大使の金平一氏が31年間も国外流浪の末に帰国さ(さ)れたというのである。同時に国外駐在大使の全ても召喚されたらしい。特に金平一氏は「自由朝鮮」(2019年2月、ハノイでの米朝会談の5日前に実行された、スペインの北朝鮮大使館へ侵入事件)からの働き掛けが噂されたり、正恩委員長には異母兄弟金正男の暗殺に次いで重要な事案となっていたともされる。
正恩委員長にとっては妹の与正(ヨジョン)しかいない、政権周辺の軍部でも暗殺未遂事件がすでに三度も発生したとも噂されている。一昨年の日本海で韓国軍からの火器管制レーダー照射事件でのことを思い出すと、北朝鮮漁船員らは恐らく北でのクーデター計画が発覚したため脱出中に北からの要請で韓国海軍まで追跡拿捕に協力した中で起きた事件だとしても辻褄が合うのである。もちろん、一名の死亡者以外の四名は直ぐさま北へ送還されたということである。むろん、重罪として処刑されたに違いない。その他にも、北からの漁船が韓国EEZ内侵入で拿捕されたのだが、漁船には二人の漁民?が乗っていたらしい、韓国の説明では彼らはその小さな漁船内で18名もの漁船員を惨殺したというのであった。その意味するところは、重犯罪人ということで、その二人も北へ強制送還された、ロクな調査もしないままに。上の二つの事件は文在寅政権の親北政策に符合するわけだ。人権など微塵も考慮されていないということである。
ここまで書いてみると、果たして朝鮮半島内で一体何が起こりつつあるのだろうか?との思いが募ってくる。過去僅か七十年ほど前、戦乱の最中に有ったわけだが、当事者同士、つまり、南北ともに主体性のない戦いをただイデオロギーの違いだけで覇権を掛けて戦うという覚悟のない傍迷惑な戦いみたいなものを行っただけである。特に北朝鮮は、馬鹿らしいほどの後付けのその王朝の神格化を喧伝してまで誤魔化そうとしていたのである。
恐らく正恩委員長は、そうした過去史や現在の置かれた国際的な環境の中で、自暴自棄になってしまい、精神的な疲弊から、健康不安も顕在化してしまった。これ以上国政の先頭に立つことが出来ないのではなかろうか。叔父平一氏の帰国、妹与正氏の重職にはその辺の事情が大いに関係あるのではなかろうか。核だけを堅持しながらも米国に見放されるとしたら、窮鼠猫を嚙む、この事態だけは避けないといけないと思う。
つまり、北朝鮮国内では何某かの緊迫した状況が起こっているのではなかろうか?1月4日にイラクで殺害されたイラン革命防衛隊の隊長、米軍の綿密なミサイル(ドローン)によりピンポイント的に実行されたと言われている。いわゆる斬首計画が実行されたということであろう。この殺害が金委員長に与えた心的な影響は計り知れないのではなかろうか。新年の国内的な声明も異例にも発せられることがなかったし、全国大会終了後には金委員長、一切その動静を知ることが出来ないのである。まだ他にも異例な出来事があった。正恩委員長の叔父駐チェコ大使の金平一氏が31年間も国外流浪の末に帰国さ(さ)れたというのである。同時に国外駐在大使の全ても召喚されたらしい。特に金平一氏は「自由朝鮮」(2019年2月、ハノイでの米朝会談の5日前に実行された、スペインの北朝鮮大使館へ侵入事件)からの働き掛けが噂されたり、正恩委員長には異母兄弟金正男の暗殺に次いで重要な事案となっていたともされる。
正恩委員長にとっては妹の与正(ヨジョン)しかいない、政権周辺の軍部でも暗殺未遂事件がすでに三度も発生したとも噂されている。一昨年の日本海で韓国軍からの火器管制レーダー照射事件でのことを思い出すと、北朝鮮漁船員らは恐らく北でのクーデター計画が発覚したため脱出中に北からの要請で韓国海軍まで追跡拿捕に協力した中で起きた事件だとしても辻褄が合うのである。もちろん、一名の死亡者以外の四名は直ぐさま北へ送還されたということである。むろん、重罪として処刑されたに違いない。その他にも、北からの漁船が韓国EEZ内侵入で拿捕されたのだが、漁船には二人の漁民?が乗っていたらしい、韓国の説明では彼らはその小さな漁船内で18名もの漁船員を惨殺したというのであった。その意味するところは、重犯罪人ということで、その二人も北へ強制送還された、ロクな調査もしないままに。上の二つの事件は文在寅政権の親北政策に符合するわけだ。人権など微塵も考慮されていないということである。
ここまで書いてみると、果たして朝鮮半島内で一体何が起こりつつあるのだろうか?との思いが募ってくる。過去僅か七十年ほど前、戦乱の最中に有ったわけだが、当事者同士、つまり、南北ともに主体性のない戦いをただイデオロギーの違いだけで覇権を掛けて戦うという覚悟のない傍迷惑な戦いみたいなものを行っただけである。特に北朝鮮は、馬鹿らしいほどの後付けのその王朝の神格化を喧伝してまで誤魔化そうとしていたのである。
恐らく正恩委員長は、そうした過去史や現在の置かれた国際的な環境の中で、自暴自棄になってしまい、精神的な疲弊から、健康不安も顕在化してしまった。これ以上国政の先頭に立つことが出来ないのではなかろうか。叔父平一氏の帰国、妹与正氏の重職にはその辺の事情が大いに関係あるのではなかろうか。核だけを堅持しながらも米国に見放されるとしたら、窮鼠猫を嚙む、この事態だけは避けないといけないと思う。