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緊急事態かも。
DUMAI TANJUNG BALAI
左上赤ピンがTanjungbalai Asahanで右下赤ピンがTanjungbalai Karimun。直線距離で大よそ500kmはある。中央が出航地のDumai。黄色ピンは今航海の寄港地だ。

なんとも早とちりを後悔してるところ。実録談は次の通りだ。
今日の予定はDUMAIを船で早朝発ち、TanjungBalaiという町まで行くことにしてたのは自分で決めたこと。
船は7時発が20分遅れで出発したまでは想定内だ。タブレットに入れた地図はGPS機能があるので現在地をほぼ特定でき大変重宝しているのだが、船は一向に進路が北西に向かず、南東方向ばかりに進んでいるのだ。自分が目指してたのは、TanjungBalai Asahanというところ、船が目指したのは、TanjungBalai Karimunだったことを着岸寸前まで知らないままだったということだ。
ここはPulau karimun島の一角、Singapolreとは50kmと目と鼻の先という位置なのだ。困ったことにはなったが、取りあえずは、乗場付近にたむろする人力ベチャのオヤジさんに頼み、WiFi付きの安ホテルまでってことで一キロほど走ってここ「PARAGON HOTELに」到着。現在午後3時前、作戦を練り直すことが課題として大きく圧し掛かってる感じだ。
Tanjyng(タンジュン)が単純とはならずネシア旅、なんてギャグってる場合か、阿保らしい。
振り返ってみると、やはり、Pekanbarouで得た情報のDumaiからのフェリーの行先がおかしかったと思われる。自分にはTanjungBalaiしか念頭にないので、うんうんとなるわけで、言い訳でも何でもない。まだ時間的なゆとりがあるので、Medanに帰る方法を今度はじっくり探ろうと思う。
朝から六時間以上も高速艇に揺られるも、両サイドは熱帯特有の景色が延々と続き、ほとんど席に座ることなく
後部デッキで飽きずに眺めてたような気がする。船内は禁煙、船尾デッキには禁断症状のネシア諸君が入れ替わり立ち代わり吹かしにくるのだ。異邦人はただ一人みたい、ここまでに三回ほど小さな町に寄港したが、その時乗り込んで来た弁当売りから買い込んだ、ネシア風(当たり前だが)弁当を熱いうちにとかき込んだ。中途半端な姿勢だったので、汁がこぼれそうになるひやひやもん、むろん船も揺れてるからね。
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30日、Dumaiのホテルでの朝飯、お粥が一番だった。今回はネシア風は遠慮したのだ。
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Ferry Dumai Line 2に乗船する。
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太陽はすでに角度がつくほど上がり始めてた。
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乗船直後の船内の様子、上のフロアー、背もたれに指定番号あり、自分は232番だったが、まだ空席があったので後部に移った。
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下の階の後部デッキを覗くと、こんな感じだ。老いも若きも、タバコを吹かす。船内禁煙は厳守のこと。
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三条の白波、高速艇は60kmは出てるはず。三軸のプロペラであるのが分かる。この航跡をみると思い出すのは「さつま白波」のCMだ。この辺の水路は狭く、海水の混濁してるのがわかるだろうか。
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二回目の寄港地接岸の様子、空席は次第に埋まることになる。
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ナシ弁当ってとこかな。スプーン付くも、へにゃへにゃで使い物にならず。地元民は手で食べるのだ。
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包装紙の内側は薄いビニールがあるので、汁がこぼれることはない。黄色と赤い袋を裂いてそのスープをかけて食す。赤い袋の中身はピリ辛の鶏肉、黄色はキャベツ様の野菜が入ってる。
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ほぼ完食だ。鳥の骨が空しいよね。
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両サイドにはマングローブの林が広がる。でも、あくまで海は混濁したまま、海に流れ込む林の水にはタンニンなどが含まれるのと、海の深度が浅いことが原因してると思われた。
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TanjungBalai Karimunに到着、こんな写真撮ってる場合ではなかったのだ。この時点では気づいてない。暑さと湿気が真夏の日本みたいだ。
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喉を潤したあと、このおっちゃんに案内を頼んだ。でも、正直なところ、人力ベチャは静かだけど、直接的に人に労働を課すみたいで、あまり乗り気ではなかった。150円を支払った。行程は2kmぐらいの平坦地だから、妥当な料金だろうか。
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宿も決まり、汗を拭いて、ちょっと街へ出かけてみるとこんな風景が広がってる。
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濁った水面には幻滅するかも。でも、日常的にはこんなんだろうなって風景だ。
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陽は又沈むってとこか。なかなかシャッターチャンスは訪れず。少しUnder気味に撮ってみた。
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街灯がともり、撮影もむつかしくなるので、看板柱にカメラを押し付け、二秒ほどのタイマー使い、ボタンを押すのを避けたら、何とか絵になったようだ。